山笑(やまにこ)会主催
百尋ノ滝から川苔山に登り、長い赤杭(あかぐな)尾根を下り、
ご褒美に丹三郎のそばを食べるハイキング

2019年9月12日

 電車で奥多摩に向かっていると、天気はますます回復傾向で青空がグングン広がっている。奥多摩駅に7:30に到着。着くと常連さんも3名ばかり一緒だった。今回の参加者は11名で少し寂しい人数だが、チラシに「長い」だの「きつい」だのと書いても11名集まったのは、常連さんに感謝すべきなのだろう。今回は、「ふれあいハイキング」に参加されて「山笑(やまにこ)ハイキング」を紹介された方が1人おられた。もともと雲取山に参加したいと申し込んで来られた方で、メールで経験をうかがうと十分参加可能と判断したのだが、ご本人はさらに山笑(やまにこ)会を研究されての参加となった。うれしいことだと思う。傑作なのは初めての参加にもかかわらず、彼女はHPの写真でスタッフの写真を見てわれわれを認識していたことだった。

 8:10にバスは出たがハイカー以外の客で予想外に混んでいた。8:20過ぎに川乗橋に着いた。開校式は簡単にしようと体操は各自で済ませていただき、8:30に出発した。細倉橋までの林道は、9日未明に襲来した台風15号のつめあとが残っていた。台風による暴風と大雨の影響が気になって10日に直前下見を実施して沢の状態を確認したが、やはり10日よりは林道から見た川乗谷の水量は減っていた。

 相変わらず修理をしないで使えない、細倉橋のトイレ前で休憩して先に進む。ここからが川乗谷の核心部だ。沢歩きが楽しめる。実は直前下見のときから、「奥多摩登山詳細図」に記載される5カ所の橋をポイントに説明することにしていた。なかなか絵になる橋なのだ。渓谷美とあいまって橋との組み合わせは絵になる。渡渉気分を味わえる橋もある。最後の橋を過ぎると、岩場になり安全に気をつかうポイントだ。そしてそこを過ぎると、ドーンと百尋ノ滝が眼前に広がる。まだまだ水量が多かった。普段は飛んで来ない、水しぶきが飛んで来た。

 百尋ノ滝まではルンルン気分、山歩きの本番はここからだ。百尋ノ滝を出るとまず岩場を通過する。転落者の多い箇所なのでさんざんみなさんを脅しておいた。ここを通過すると問題になる箇所はない。百尋ノ滝から40分程度で地図にある水場に出るので、この日は足毛岩分岐ではなく水場で休んだ。いつもは足毛岩分岐で休憩する。後続を待った。この水場で休んでから、約20分ずつ歩き、5分休憩とした。そのせいか比較的疲れも少なく12時過ぎに山頂に着いた。もっとも山頂直前で休みたいという方がいた。川苔山に登るといつもそうなのだ。最後の最後で足に来る。ザックを置いて休んでいると後続が5分遅れで到着、1人足がつったというので、握り飯を食べながら駆けつけた。何とか歩けるというのでザックを持ってあげて、スタッフと3人で山頂まで戻った。

 川苔山の山頂から見える大岳山の山容は高尾山とは反対に見える(豪華トイレの横から見える)。富士山はきれいに見えた試しがない。探して見ると2010年11月の記録に残っていたが、くすんでいた。20分休憩予定が、予定より10分遅れての出発となった。ここで、幹事班のメンバーとスタッフ班のメンバーを全員入れ替えた。足のつった方を幹事のすぐ後ろとした。足の状態はたびたび確認したが、歩くペースはそれほど落とす必要はなかった。ミヤマママコナの説明をしながら歩いて行くとハナイカリが出てきた。幹事の後を歩かれる方は、最近、参加されるようになった方で70代前半なのだが、ずいぶん意欲があるようだ。ときどき話をしながら歩いた。「よく、山を歩かれるんですか」と聞かれたので「週に2~3回歩きます」と答えたら驚かれてしまった。エビ小屋分岐の30分ほど手前で休憩し、以降、手書道標、赤杭(あかぐな)山、峰戸山分岐と休憩した。いずれも所要30分ほどだった。余談だが、エビ小屋のエビとはこのあたりに多い、エビガライチゴから命名したのだろうと、昨年スタッフに教わった。

 15時頃に峰戸山の分岐に到着、まだ着かないのでおかしい、おかしいと思っていた矢先だった。峰戸山分岐から東にバリエーションコース(山道は見当たらない)を歩くと、釜めしで有名な「なかい」の近所に下りることができる。今年の5月に実際に歩いて、実は歩きながら後悔した山道なのだ。他人には勧められない。そんな話題も提供した。峰戸山から先の山道は本当に足の疲れる道だ。道が荒れていて疲れている足にこたえる。古里駅を15時36分に出る電車に乗りたいという方がいたのだが、この時点で、昨年より15分遅れのタイムであきらめていただいた。15時半に登山口に到着。いきなり市街地に出る感じだ。足がつった方も問題なく下ることができた。出ると向かいの民家の黒い犬が相変わらずうるさく吠える。

 古里駅に向かうと15:36発の電車が目の前を行った。楽な道を古里駅まで歩く、15時40分だった。昨年実績より15分遅れたが、下りでの遅れはたったの5分で、足をつった方の影響はほとんどなかったように思う。ここでお一人見送った。丹三郎に連絡を入れて、10分遅れると伝えた。丹三郎に着くと、みなさん順番に着替えを済ませ、ビールを注文して元気に乾杯。昨年は7月上旬のせいか、この日より汗もかき疲れたような気がするのだが、この日は、みなさんの疲労度は軽いようだった。チラシに書いてあるように、長い赤杭(あかぐな)尾根を下ったご褒美に美味しい蕎麦を堪能した。

 一般参加者: 11名(申し込み12名、キャンセル1名)
 スタッフ: 稲葉 力(幹事・報告)、廣川妙子




長い赤杭尾根を下る


丹三郎蕎麦にて乾杯!


川乗谷の橋を渡る

川乗谷の最後の橋を渡る

百尋の滝にて笑顔満開



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