森の自然倶楽部主催
春の裏高尾の沢と尾根~早春の花や芽吹きを楽しむ~
2019年3月23日(土)

 前日までの暖かな天候から一転、肌寒い一日となりました。そんな天候の中でもキャンセルはほとんど無く、高尾駅北口に集合いただきました。早めに受付を済ませた参加者には、予定より1つ早いバスに乗車いただき、木下沢梅林の駐車場で梅林を愛でながら全員が揃うのを待っていただきました。

 駐車場奥で開会式を行い、4班に別れて出発しました。木下沢林道入口付近ではジロボウエンゴサクやミヤマキケマンなどケマンソウ科の花が咲始め、更に進めばアオイスミレはもちろん、エイザンスミレやナガバノスミレサイシンなど多くのスミレ科の花を観察出来ました。ただ、ニリンソウやアズマイチゲなどは、時折小雨も降る天候の中、花が十分に開かず、少し残念な状況でした。それでも満開のヤマルリソウには、皆さん感激されていました。

 キャンプ場跡でトイレ休憩の後、いよいよ景信山への登山が始まります。ハナネコノメ、ヨゴレネコノメ、ツルネコノメソウなどネコノメソウの仲間を観察しながら、ゆっくり登っていきます。途中、カンアオイやミヤマシキミ、シュンランなどを観察できましたが、他に見るものも少なく、皆さんのペースを見ながら、ひたすら山頂を目指します。予定より少し遅れましたが、途中2回の休憩で、全班無事に山頂に到着できました。小雪のちらつく中、屋根の有る休憩所で昼食としました。山頂売店で買った「なめこ汁」が冷えた身体を温めてくれました。

 昼食の後、小仏峠を目指します。ちらついていた雪が徐々に本格的な降雪となってきました。小仏峠に着くころには登山道はうっすらと白くなり、木々の葉には1cm程も積もった様です。幸いなことに、登山道はスリップする程の積雪は無く、参加者の皆さんはむしろこの雪を楽しんでいるようで、安心しました。

 小仏バス停への途中、宝珠寺の大カゴノキやコチャクルメルソウなどを観察、ほぼ予定通りの時刻にバス停に到着できました。雪の降る寒い一日でしたが、参加者・スタッフ共々、スギ花粉を心配すること無く、裏高尾で早春の草花や登山を楽しむことができました。

 参加者: 29名
 スタッフ: 杉山、岡本、吉原(秀)、山本(明)、中澤(報告)





ジロボウエンゴサクなど見るものが沢山


木下沢沿いに多いアブラチャンを見る


ケヤキの大木の下で小休止


シュンランが咲いていました


山頂での昼食

タゴガエルの声が聞こえました



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