高尾森林ふれあい推進センター協定イベント・森林インストラクター東京会実施
相模湖から城山を経て高尾山頂へハイキング
2019年2月1日(金)

 コース: 相模湖駅~小原宿本陣~小仏城山~高尾山

 相模湖から城山を経て高尾山頂へと歩くこのハイキングは、昨年新規に企画された「高尾森林ふれあい推進」イベントでしたが、昨冬は寒さがとても厳しく、1月下旬に降った雪が凍結して軽アイゼンを要する状況だったことから、残念ながら実施することができませんでした。それだけに、「今年こそは!」の思いが強く、天気予報を毎日祈るような気持ちで見ていましたが、なんと、前夜に雪となり、ドキリとさせられました。
 この天候の影響でやむなくキャンセルされた方もいらっしゃいましたが、それでも、集合場所の相模湖駅には38名の方が意気揚々と集ってくださいました。寒さの厳しい一日を覚悟していましたが、意外にも、開会式を行った駅前の噴水広場には、春を予感させる暖かな陽ざしが降り注ぎ、緊張が解きほぐされるようでした。周辺の山並みに目を向ければ雪を帯びて清々しく、青空がいっぱいに広がるなか、出発しました。
 登山口へ向かう途中、甲州街道沿いにある「小原宿本陣」を訪ね、今や神奈川県下では唯一となった古の旅籠、信州の大名が宿泊した「本陣」の佇まいを楽しみました。そして「いざ出陣!」とばかり、気合を入れて、いよいよハイキングの始まりです。
 衣類調整のために足を留めた富士見茶屋からは、早速に真っ白な富士山が眺められ、急登に入り、登る登る、が続いた先のビューポイントでは、富士山と眼下の相模湖が、きらきらと、照り輝いていました。
 息を弾ませ期待いっぱいにたどり着いた城山山頂では、頑張って登ってきたご褒美とばかりに、真っ白で雄大な富士山が目の前にドーンと構えて私たちを待っていてくれました。テーブルや椅子にも雪が降り積もって、一面雪野原の山頂から東のほうを眺めれば、遠く相模湾に浮かぶ江の島も見えました。和気藹々と楽しい昼食のひと時を過ごした後、再び気を引き締めて、高尾山頂、そしてゴールのケーブルカー高尾山駅脇の広場を目指しました。
 途中、樹上に降り積もった雪が、陽を浴びてきらきらと輝きながら粉雪となって舞い落ちる光景に幾度となく目を奪われ、また、一面の雪景色の中、柔らかな新雪を踏みながら歩く楽しさを存分に味わいました。雪の下に顔をのぞかせた真っ赤なヤブコウジの実や、木々の冬芽たちも目を楽しませてくれました。「下山は、細心の注意をはらってゆっくりと下りましょう」 と予定時間よりも到着が遅れざるを得ないことも了解していたのですが、柔らかな新雪で凍結したところが少なかったためか、無事に予定通りの時間に下山できました。
 前夜の思いがけない雪には驚かされましたが、参加者の皆様にも、「雪景色の樹林を新雪を踏んで歩けたこと、真っ白で雄大な富士山を眺望できたこと、楽しかった!素晴らしかった!」と喜びの声を聴かせていただくことができました。そして、何よりも、転倒などでお怪我をされた方が一人もなく、全員無事に、雪景色の中の楽しいハイキングの一日を終えられましたこと、感謝いたしたいと思います。

 参加者: 38名
 FITスタッフ: 宮崎健(主幹事)、福田正男、長谷川守、高橋喜蔵、小川里花(報告)
 アシスト: 田口農雄、瀬川真治
 体験スタッフ: 鈴木幸代、脇本和幸

* 森林ふれあい推進事業「協定イベント」とは、林野庁関東森林管理局長と協定を締結した団体の主催するイベントのことで、自然豊かな高尾山で楽しく自然とふれあうことを主な目的にしています。 平成30年度の協定団体については森林インストラクター東京会(FIT)をはじめ5団体が登録されています。
  『森林ふれあい推進事業』の年間計画などについては関東森林管理局の該当ページを参照してください。





甲州道中・小原宿本陣屋敷


富士山と相模湖・絶景!


絶景の小仏城山山頂


一丁平にて


小仏城山からの下山ルート



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