田園調布学園土曜プログラム
「私たちと森林」〜はじめての草木染めに挑戦〜
2019年1月26日(土)

 *草木染めの材料:クヌギの殻斗  *媒染剤:鉄(硫酸第一鉄)

 講座開始前にクヌギの染め液を煮出し始めました。使用する資料、手拭い、輪ゴム等を机上に配布、ベランダに干し場の用意をして、8時50分から講座を開始しました。

 参加者は33名。最初にスタッフが草木染めの原理、デザインの技法(折り紙絞り)を解説します。今回は人数が多いのでみんなが同じデザイン、媒染剤も一種類です。まず布(バンダナ)の折り方を説明して、折り始めましたが、少し複雑なのでみんな四苦八苦。わかった人が他の人にやり方を教えるなどしながら作業を進めました。輪ゴムで絞りをいれ、デザインのできた生徒から染色行程に入ります。染液はかなり濃いものがとれてよく染まっています。

 染液に浸している時間を利用して、日本産のどんぐりの標本を示して「どんぐり」のあれこれを話し、「茜」「紫」「クサギ」などを使った草木染めの作品を見てもらいながら、草木染めについて講義を行いました。布は当初二回染液に浸す予定だったのですが、試みに数作品を媒染後もう一度染液に浸すと、元の色に戻ってしまうので、一度だけに変更しました。その後染色した作品を洗ってベランダへ。当日は風が強くてよく乾きました。

 風に翻る作品を見ると、同じ技法なのに、模様にひとつとして同じものがないのが不思議です。各々の完成作品を手に記念撮影をしたあと、まとめ。「折るのが難しかった」「どんなになるのか心配だったけれどきれいに模様が出てよかった」「今日は初めてだったけれど、別の材料で染めてみたい」等々の感想でした。

 人数が多くて時間や手が足りなくならないかなど心配だったのですが、無事時間内に終えることができ、また草木染めをしてみたいとの声が聞けて嬉しい時間となりました。

 参加者 :33名(応募者35名、内欠席2名)
 スタッフ: 加藤栄己子、矢吹佳枝、桜井英雄、佐藤たみ子(報告)




布の折り方説明


デザイン作業中


染色作業


講義風景


作品



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