高尾クラブ主催
生き物たっぷり「井の頭公園」を歩く~樹木・草花・野鳥・動物~
2018年11月14日(水)

天気に恵まれた風のない穏やかな日でした。井の頭公園のステージ前で開会式の後、4班に分かれて出発。井の頭池では、池のかいぼりによる外来生物の除去と水質の改善により、在来種の増加や希少藻の復活がみられたことなどを解説し、七井橋ではヒメガマ、ツツイトモを見、かいぼり後復活したイノカシラフラスコモは写真を見てもらって説明しました。水鳥はホシハジロ、オオバン、キンクロハジロ、カイツブリなどのほか、カワウやゴイサギ(ホシゴイ)も見ることができました。水のきれいな弁天池ではキンクロハジロが水底に潜ってエサをとっているところが観察できました。橋を渡って大きくそびえたつようなラクウショウやポンドサイプレスの前では、メタセコイアなどの外来産スギの仲間を解説したり樹木の違いを確かめたりしました。
その後、池を一周しながら、漢方にもなるというサンシュユの赤い実をかじったり、ヤブタバコやヤツデなどの植物の生き抜く知恵と工夫に感心したり、エノキに生えるヤドリギや埋土種子から出てきたと思われる水際のカイエンガヤツリを興味深く見ました。野草園では、花はユウガギクやリンドウ、ツリガネニンジンが少し残っていました。玉川上水ではキチジョウソウがまだ咲いていました。
昼食後、御殿山ではピンオークの実を拾って楽しんだり、ハダカホオズキの赤い実を見つけて喜んでいました。その後、自然文化園の動物園に入り、さまざまな日本の動物と野鳥をどれも興味深く見て回りました。特に「リスの小径」では放し飼いの小屋の中を歩いて可愛いリスの行動を間近に見ることができ楽しむことができました。分園の水生物館では水辺に生きる生き物や井の頭池にすむ魚を見ることができました。
ふりかえりでは「似ている木の違いが分かった」、「いろいろのものが見られて堪能した」、「今まで井の頭公園の一部しか知らなかったことが分かった」などの感想がありました。
晩秋の一日、樹木や草花、野鳥や動物をじっくり見ることができて、井の頭公園の生き物を身近にたっぷり感じることができました。

 参加者: 29名
 スタッフ: 藤原裕二、高橋まり子、藤本誠一、藤田冨二、中垣成(報告)





カモ類の観察


ポンドサイプレスの下で外国産スギの観察


ヤツデの観察


御殿山、ピンオークの実を探す


「リスの小径」の可愛らしいリス

紅葉するラクウショウ



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