国民の祝日「山の日」制定記念
まるごと!高尾山 GREEN CLEAN作戦
2018年8月11日(土・祝)

 「災害級」の猛暑の影響か遅々として伸びぬ参加者数…しかし最後まで諦めぬ誠心誠意の呼び掛けに応じ、遂に99名の勇士が高尾山の裾野各陣営に参集と相成った。敵は高尾山を汚す塵芥か、立ちはだかる高温湿度か、或いは己が中の怠心に有りか。緑の腕章、緑の名札、緑の幟、そして心強き林野庁・多数の緑の法被の援軍に率いられ、四隊の精鋭が高尾山各々の攻略路に向かい、いざ出陣! 山中何処からか法螺貝の音が響き、士気も弥増すばかり。

 森の中に踏み込めば、緑陰、又ほとばしる沢水に癒され、谷筋を登り尾根を渡る風に背中を押され、この季節なればの自然の様々な姿に触れ目も耳も鼻も口も手足も心も喜び、暑さに負けずここまでやって来た自分への褒美かと少しばかり胸を張る。綿密な下見打ち合わせに当日の各隊の運営が見事に合致し、尾根の休憩地点に続々と頼もしい顔ぶれが揃い出す。見交わす目と目が「順調、良し!」と告げ合う。更に道を行けばまた一隊また一隊と合流し、遅れることなく山頂に見事に「緑の軍団」が集結。総勢99名を率いる総大将の上気した顔にもひと時、安堵の表情が浮かぶ。昼食後の再出陣前、記念集合写真に漲る英気は高尾山を「まるごと」揺るがし、総大将の顔に再び鬼神が宿った。

 午後の緑の戦士達は、手に手に朱色の大袋、火挟みと勇者の「赤備え」で気力充実、が、我等FITの長年の「GREEN CLEAN作戦」の努力の成果か、草の根分けて血眼に探しに探しても、そうそう獲物は転がっておらぬ。さらに予報通り雲行き次第に怪しくなり雷公の唸り近づき、風に雨の匂いが混じり始めた。ポツポツと大粒の水滴が路面を打ち出す中、雨支度を整える面々の手捌きの見事なこと。雨装備後もなお精力的に拾い続けた九十九(つくも)隊の手にかかった成果は、宝物の如く大切に選り分けられ(紙ごみ等 20Lx3袋、ペットボトル45Lx1袋、ビン、缶、少量)、集積所に献上された。

 我らが心意気を山の神も感じたか何とか終盤まで天気も持ちこたえ、怪我も脱落者も無く無事「高尾森林ふれあい推進センター」で閉会式を迎えることが出来た。FIT(森林インストラクター東京会)全体で、また高尾山を愛する人々と力を合わせて実施する一大イベントもこれで3回目、更に輪を広げ大切に育てていきたいものと思う。「たまの里」での「ふりかえり」では、一般の方々、林野庁の方々も多数参加され、肩寄せ親しく交流することが出来、日頃のFITへの思い等も伺え有意義なひと時となった。この日の為に、精一杯力を尽くしてきた戦士たちにもやっと休息の時が訪れた。船を漕ぐ隊士の肩に労いを。(おわり)

<高尾山の一般登山道(各コース)の状況>
①琵琶滝(6号路)
 大変な混雑で解説するのに苦労する程。登山道は全く問題なし。
②稲荷山
 渋滞が起きる程ではないが、上り下りともに人出多し。倒木、落枝等なく登山道問題なし。
③蛇滝~3号路
 上下ともすれ違う人少なし。 4号路通行止めで予め小仏遊歩道割愛3号路にコース変更で問題なし。
④日影いろはの森
 4号路通行止めで「いろはの森」すれ違う人少なく時間的にも余裕あり、落ち着いて歩けた。


 一班参加者数: 47名(内子供6名)、林野庁関東森林管理局 11名、FIT 41名 計99名
 スタッフの名前(役割):
 ①コース:CL稲葉、SL平野、後藤、鍛冶(写真)、脇本、高橋喜蔵(本部)
 ②コース:CL野坂、SL入江(統括幹事)、小勝、石川(写真)
 ③コース:CL槙田、SL廣川、瀬川、藤岡 、熊木(写真)
 ④コース:CL臼井、SL福田、伊藤(写真)、小川(和)、林(公)
 報告者: 廣川妙子




1・2コースふれあいセンター開会式


3コース蛇滝口開会式


4コース桂広場開会式


8月11日は山の日です・緑の幟


蛇滝にも山の日を祝う日の丸が

赤袋に火バサミ持って獲物を探す


高尾山頂・記念撮影



戻る