季節の会主催
天空のお花畑セッコクを訪ねて(高尾山)
2018年6月2日(土)

 汗ばむような日差しの下、45名の参加者はほぼ時間通りに高尾山口駅前の広場に集まりました。9時から開会式、注意事項、体操と準備を進めていく間にも後ろの道路は高尾山へ向かう人の群れでいっぱいでした。9時半、6班に分かれて出発。6号路に入ると川沿いの山道は木々の木陰と時おり吹く爽やかな風とで涼しく、汗も収まってきました。林床に目を向けると春に咲いた花々の今の姿。実や種を付けた草木がたくさん見つかりました。そして今咲いている花々。中でもウリノキの花はその愛らしさからとても人気があり、「下向きで細い花では虫も来ないだろうに」「あんな長い葯、必要なの?」と疑問が飛交いましたが、丁度花を訪れたハナバチやセイヨウミツバチがその答えを教えてくれました。そしてセッコク。最盛期は過ぎていましたが、「天空のお花畑」をどうにか感じていただきました。濡れた岩の上を給水中のテングチョウを除け、注意深く進んで行くと、ギンリョウソウを発見。そして急な階段を登り、息が荒くなった頃、6号路の終点、十字路手前の広場にて昼食と休憩。午後からは6号路の喧騒を離れ、静かな森の道、3号路に入り、不思議な植物「ムヨウラン」との出会い。そしてたくさんの小鳥たちの声を聴き、その姿を追いながら浄心門を経由して、15時過ぎに山頂駅に着きました。振り返り後、講師手作りの「ガマズミ酒」で疲れを癒やし、スタッフ、参加者入り混じっての雑談の後、解散となりました。
 今回は着生植物と寄生植物、そして半寄生植物など、変わり者植物のお話をその植物を前にしてお伝えすることが出来、参加者の方々も興味を持たれたのではと思っています。狭い山道と続く人の列で、立ち止まるのは迷惑。でも、伝えたいことはあると講師たちは事前にそれぞれ工夫をして臨みました。お天気にも恵まれ、参加者の笑顔にスタッフたちも充実した楽しい一日となりました。

 参加者: 45名
 FITスタッフ: 西野哲朗・藤本誠一・伊藤恵美・小杉文俊・加藤栄己子・吉田久美子・大場里美・市川美保子(報告)




開会式


観察中(1)


観察中(2)


観察中(3)


イチヤクソウ

ムヨウラン



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