高尾森林ふれあい推進センター協定イベント・森林インストラクター東京会実施
セッコクと初夏の草花を訪ねて
2018年5月25日(金)

 コース: 6号路~琵琶滝~高尾山頂上~4号路~ケーブル高尾駅


サイハイラン
 当日は朝から強い日差しが照りつける中でのハイキングが始まりました。
 開会式では高尾森林ふれあい推進センター田口忠久所長のご挨拶をいただき出発しました。6号路でガクウツギや戦国武将の振るう采配に似て名のついたサイハイラン、クジャクシダ、バレリーナのようなウリノキの花を鑑賞しながら進むにつれ、現れたセッコクは杉の古木に「天空の女王様」のように美しく咲いていました。今年は天候の影響で開花が早く心配されましたが、参加された皆さんは異口同音に「美しいですね!」と喜んでいました。
 気温はかなり高くなり熱中症が心配されましたが、緑の森の中は爽やかな風が吹きわたり、谷の向こうにあるマタタビの白く変わった葉を鑑賞し、遠くでホトトギスの鳴き声が響き初夏の訪れを告げていました。小石の続く登り道では下を向きながら注意深く進むと、足元にはイナモリソウとホシザキイナモリソウが姉妹のように寄り添って咲いていました。
 頂上近くではアサギマダラが優雅に舞っていました。頂上には予定通りに着いたのですが、まるで銀座通りのような賑わい。おまけに今話題となっている「キアシドクガ」が群れ翔び、手すりや路肩には幼虫が沢山いて、サナギも数えられないほどでした。

 午後は4号路を下り、ブナとイヌブナの違いや「なぜ高尾山にブナがあるのか?」の班長の説明に参加者の皆さんは熱心に耳を傾けていました。不思議な姿のギンリョウソウやトウゴクシソバタツナミの可憐さに心が癒されたようです。浄心門から1号路を下った所にあるミズキがキアシドクガの被害にあっていました。全員、無事で予定通りにケーブル高尾山駅に到着し、ふりかえりでは「一番期待していたセッコクの美しい姿に出会えたことが嬉しく楽しいハイキングでした」との言葉をいただき笑顔で帰られたのが印象的でした。

 参加者: 30名
 スタッフ: 山本憲人(主幹事)、長谷川守、谷井ちか子、陣野益実、小川和恵(報告)、高橋喜蔵(アシスト)、小勝眞佐枝(アシスト)

* 森林ふれあい推進事業「協定イベント」とは、林野庁関東森林管理局長と協定を締結した団体の主催するイベントのことで、自然豊かな高尾山で楽しく自然とふれあうことを主な目的にしています。 平成30年度の協定団体については森林インストラクター東京会(FIT)をはじめ5団体が登録されています。
  『森林ふれあい推進事業』の年間計画などについては関東森林管理局の該当ページを参照してください。





開会式


ウリノキ


情熱一杯の班長


セッコク


アサギマダラは食事中



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