森の自然倶楽部主催の自然観察会
けっこう楽しい秋の里山〜秋を装う樹木と生きもの
2017年12月3日(日)

朝は冷え込みましたがお天気は快晴、集合場所の唐木田駅にはまぶしい陽光が降り注ぎ、絶好のハイキング日和となりました。早速、駅近くのバス停より扇橋バス停まで移動します。

東京都町田市に所在する都立公園・小山田緑地駐車場脇で開会の挨拶の後、3班に分かれて出発しました。まずは小山田の池周辺の紅葉を堪能、イロハカエデは黄から赤に綺麗に変わりつつあり、紅葉真っ盛りです。

池周辺ではミヤマガマズミやカラスウリの赤い実、カツラのバナナ状の実などを観察できました。コナラやクヌギなどの雑木林に入るとカシワバハグマやキッコウハグマの冠毛などキク科の種子散布、ラン科の細かい種子の散布の様子などを確認できました。

クロモジの冬芽や枝の香り、ヤマボウシの膨らんだ花芽などを観察しながら見晴らし広場に達しました。少し霞んでいましたが、丹沢越しに冠雪した富士山を見ることが出来き、参加者から歓声があがりました。展望板の前では、丹沢や奥多摩方面の山など、主だったピークを同定できました。

昼にサービスセンターに到着し、センター前のベンチで昼食休憩としました。午後の出発時に、センター前のフェンスに掛かったトキリマメの赤い鞘やエビヅルのブドウの様な黒い実など、ツル植物の様子を観察出来ました。

梅の木分園ではムラサキシキブとヤブムラサキを並んで観察、ヤブムラサキのビロード状の肌触りをしっかり覚えてもらったようです。吊り橋を渡って雑木林の中をアサザ池へ進み、ここで小休止。

小休止後、再出発してコブシの冬芽やオニグルミのヒツジ顔に見える葉痕等を観察しながら進みます。道路わきの日当たりの良い所にはタチツボスミレやノハラアザミの花なども見られました。

ゴルフ場の中の道を通過、道路脇にはオオイヌフグリやハコベの花などが咲いています。清掃工場の白い煙突が見えて来て、最後にスイカズラの黒い実、僅かに残ったヤマボウシの赤い実などを観察し、少し遅れましたが出発した唐木田駅に戻ってくることができました。途中、エナガ・シジュウカラ・コゲラの混群やアオゲラやツグミなど冬の野鳥達を観察出来た班もありました。

陽に当たれば暑い位の快晴の中、参加者・スタッフ共々、東京に残った里山を「けっこう楽しめた」一日となりました。

 スタッフ: 岡本、山本(明)、酒井、中澤(報告)




説明に聞き入る参加者


イロハカエデで紅葉を説明


あそこに鳥がいます


ヤマボウシの冬芽を観察


資料で説明

参加者の質問に答える



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