森の自然倶楽部主催の自然観察会
街の樹木ウォッチング入門〜新宿御苑〜
2017年10月28日(土)

秋雨前線の影響で昼前から雨との予報でしたが、幸い、時々小雨が降る程度で、気持ちよく観察会を開けました。今回の趣旨は、日頃街や公園で見かける樹木の名前や特徴、生存戦略や受粉の仕組み、種子散布の仕方、人との関わりなどを覚えていただこうというもので、代表的な15種(イロハモミジ、クスノキ、ソメイヨシノ、ハクモクレン、ヒマラヤスギ、モミジバスズカケノキ、コナラ、トチノキ、シラカシ、ヒノキ、アカマツ、サザンカ、イチョウ、ケヤキ、カツラ)とその仲間の樹木の説明をしました。皆さんにはそれぞれの木の特徴を写真と説明で紹介する18ページの解説書も作成しお渡ししました。
新宿御苑では大木でも枝が下がっている木が多く、葉を触ったりルーペで毛の有無を観察したり、また臭いを嗅いだりできる利点を大いに生かしました。例えばイロハモミジでは、葉を手で触りながら縁の大きなギザギザの中に、さらに細かいギザギザがあることや葉が向かい合って付いていることなどを確認。クスノキの葉の臭いをかぎ、樟脳やセルロイド、カンフル剤の原料になること、また日露戦争で重要な役割を果たしたことを説明するなど、人との関わりも話しました。 ソメイヨシノはもうすっかり冬芽が整い、オオシマザクラとの比較もできました。
このようにして昼食をはさみ約5時間の観察をし、皆さんからは「普段見かけていてあやふやだった木々の名前や特徴をしっかり覚えられました」などお礼の声をいただきました。

 参加者: 24人
 FITスタッフ: 杉山顕一(主幹事)、岡本俊彦、中澤 均、酒井紀章(安全)、水野重満(報告)





班ごとにアイスブレーキング


ヒマラヤスギの松毬を説明


ソメイヨシノの冬芽を観察


ヒマラヤスギの雌花を探す

モミジバスズカケノキの前で



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