にこにこ会主催
2017m 今年の山に登る 雲取山ハイキング
2017年8月6日(日)~7日(月)


亜高山帯の森を登る


マルバダケブキの花
  迷走台風5号の動きを気にしつつも、晴男・晴女のパワー強くカンカン夏日下の奥多摩駅集合となる。 奥多摩湖岸の露肌広く、島まで顔を出し湖面の照り返しがキラキラ眩しい。 炎天下の林道歩きを覚悟したが、意外や優しき雲が日差し遮り爽やかな風も吹き、助けられた。 その風に乗ってクズ、クサギ、ヤマユリの花などの香りが漂う。 足下の崖にピンクの滝のように咲き揃ったイワタバコが見事だった。

  谷筋から吹き上がる冷気、滝から舞い上がる飛沫、緑陰から響くヒグラシの声、下界の暑さを忘れさせてくれる清涼さの中を行き「三条の湯」へ到着。 我等の貸切状態で、明るい内からつるつるの温泉にのんびりゆったりと浸かり今日の汗と疲れを流す。
 「ああ、いいお湯でした~! さっぱりしたわ~」 と、部屋に戻って来られた皆さんは、つやつやピカピカのたまご肌で10歳も若返り!

  夕食には、三条の湯の社長さんが撃ち取った鹿肉ローストの赤ワインソース添え、自家農園新鮮野菜もたっぷり、各々赤白ワイン・ビール・冷酒などで盛り上がり、フォークギターを弾いて欲しいとリクエスト。 早速番頭ヤスさん、ご登場♪ 「小さな日記」など泣かせる歌が続き…「涙そうそう」には降参、「皆で盛り上がる曲をお願いします!」 と言っても、真打社長さんは輪をかけて哀しい歌好きで、困ったなぁ…。 それでも、ほぼ同年代の歌の輪は徐々に盛り上がり、前に出て「上を向いて歩こう」を歌って下さったお客様あり、リクエストあり手拍子ありコーラスあり、何やら懐かしい山小屋の歌の集い、青春時代に戻ったような熱き夕べとなった。

  夕方~夜の雨の後、深夜2時頃には満天の星空だったそうな。 泣き歌い疲れ、朝までぐっすりで見損ない、残念。

  翌朝5時半出発。 暫くは急登が続くので歩きに専心、心肺と足慣らしの為ゆっくり確実に歩を進める。 尾根に出ると雲一つない青空、念願の今年の山、雲取山2017.09m山頂に無事到達! 富士山は雲の中に隠れてしまっていたが、晴天の下、記念の年に登頂できた幸運に感謝したい。 山頂碑は新しく建て替えられていた。 「二千十七年の記念碑」の方は今年限定とのこと。

  雲取山のお花畑は今やシカ避けネットの中だけで、ヤマハハコ、コオニユリ、シモツケ、シュロソウ、ギボウシ等が咲いていた。 あとは鹿不嗜好性植物、マルバダケブキ、イワオトギリ、ワラビ、イワニガナ(ジシバリ)ばかりが目についた(更に下の方ではフタリシズカが大繁殖)。 鹿はこの日も尻尾を振りながら黙々と草を食んでいた。

  七ツ石山へ到達した頃から白いガスの勢いが増し、既に雲取山も呑み込まれていた。 急速に天候が変化していく兆しが見えたが、何とかバス停までは降らずに済んでほしいと祈りつつ、七ツ石小屋広場で昼食。 稲葉隊長がコッヘルでどんどん湯を沸かし、カップ麺やカップ飯から食欲を刺激する香りが立ちのぼる。

  後発隊はポツポツと水滴を感じ、早めに撤収。 念の為、ザックカバーと雨具の上着装着で出発。 途中、平将門公を祀る祠に手を合わせ、無事下山を祈念。 突然の激しい雨に見舞われつつも全員滑りも転びもせず、無事バス停に到達出来た。 連絡してあった鴨沢の「かゑるカフェ」のご夫婦は、ずぶ濡れの私達を気持ちよく迎えて下さり、着替えも出来て大変助けられた。

 「記念の年に雲取山に登れて感激」
 「三条の湯にゆったりと浸かれて最高」
 「久し振りにギターと歌で楽しい夕べ」
 「鹿を食べた翌日に鹿に会ってビックリ!」
 「お花畑復活の為に鹿を撃ちに来たい(免許有)」
 「2日目の上り下りが長くて心配だったが、無事に歩けて良かった」
 「森の中の花や土やいろいろな香りに癒された」
 「雨の中を歩ききり、そんな気候の中でも転ばず歩けて自信がついた」
 「ずぶ濡れもいずれ愉快な思い出話になる」
 等々、嬉しい感想を沢山頂き、ありがとうございました!

 参加者: 一般16名
 スタッフ: 稲葉、槙田、小川里、廣川(報告)
 写真提供: 廣川、槙田





満開のイワタバコ


山小屋 ♪歌の夕べ♪


三条の湯前・全員集合

今年の山登頂、ばんざ~い!



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