第73回 高尾山GREEN CLEAN作戦
平成29年6月3日(土) 晴れ

第73回目の高尾山GREEN CLEAN作戦は、参加者32名が3班に分かれ実施。一般参加者は常連の方に加え、初参加も数名おられ、この活動の広がりが感じられた。天候は晴れ。湿度も低く、久しぶりに富士山がくっきりと姿をみせてくれた。

大将が振った采配〔サイハイラン〕


拡大するとたしかにランの花

日影沢カツラ広場での開会式で、本日の観察の見どころ解説、準備体操、安全注意が有り、先週日影沢でマムシが発見された情報により注意喚起がなされた。

今回の「観察の見どころ」はエビネ、イナモリソウ、セッコク、そして珍しいクワガタソウ、ワニグチソウ。クワガタソウの名前の由来は昆虫のクワガタムシではなく、果実の形が鎧兜の正面につく鍬形に似ていることがその由来とのことで、郵便道で観察できた。またワニグチソウは、花を抱いている苞の形が、神社や寺のお堂の正面軒先にぶら下げてある、円形で平たい大きな鈴(楽器)に見立てたとのことで、紅葉台から山頂に向かう途中で観察することができた。

そしてこの時期はやはりセッコクが一番の見どころで、1号路で盛りは過ぎつつあるものの、杉の大木の中ほどから上にまで着生し、みごとに咲くセッコクの花を楽しむことができた。花は良い香りとのことだが、セッコクは遠くから眺めるのが良い…との解説の言葉を思い出しながら観察した。

その他観察した樹木、山野草として、カツラ、ヤマグワ、エゴノキ、トチノキ、ホオノキ、ウリノキ、テイカカズラ、マタタビ、スイカズラ、サイハイラン、ツルニンジン、オオバギボウシ、ナルコユリ、ユキノシタ、ミヤコワスレ、ヤマルリソウ、ハンショウヅル、タツナミソウ、イチヤクソウなどなど。

また、幼虫がミズキの葉を食害する、白い蝶と間違いそうな「キアシドクガ」(ドクガと名前が付くが毒はない)がミズキの周りを群舞する光景が多く観察された。清滝では、池の辺の笹に産み付けられたモリアオガエルの卵塊が3つほど観察できた。

高尾山口小公園に到着後、拾ったごみを分別し、整理体操と安全確認して解散式。集めたごみは2袋、事故なく無事に終了した。澄んだ青空を背景に若葉の緑が映え、気持ちの良い観察と清掃の一日となりました。

* 7月の第74回は、7月1日(土)高尾山口駅9時半集合で、6号路の水音を楽しむ琵琶滝コース(6号路〜5号路〜もみじ台〜高尾山)です。

 開催場所: 日影沢コース〔日影〜郵便道〜もみじ台〜高尾山〕
 参加者: 32名(一般20名)
 報告: 小川能男
 写真: 内藤公雄、他





もみじ台で全員集合


稲葉代表代行の御礼の挨拶


1号路の杉の古木に着生〔セッコク〕

清滝の池の辺の卵塊〔モリアオガエル〕



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