田園調布学園 土曜講座
草笛体験講座・いろいろな草笛を吹いてみよう
2017年6月3日

  8時50分からオリエンテーション。講師紹介の後、「音とは何だろう」として音波について、音の3要素についての説明を行い、今日の草笛体験は気鳴楽器に該当することを説明しました。そして、草笛の実演で「ふるさと」を演奏しました。
  9時からはまず竹笛作りを体験してもらいました。5cmほどに切り片方を45°にカットした竹(アズマネザサ)に穴の内側、皮1枚残して切込みを入れる。その切込みにリード(プラスティックフィルム)を入れて折り曲げ、一旦外して裏返して折り曲げ再び切込みに差し込む。リードを竹からはみ出さないようにカットして出来上がり。皆ブーブーと鳴らすことが出来ました。この笛はクラリネットやサキソフォンなどと同じように1枚リードの笛ですと説明しました。次にマテバシイの葉を主脈がずれるように巻いて輪ゴムでとめ、歌口を親指と人差し指でつまんでつぶす。吹いてみて直ぐ鳴る人、なかなか鳴らない人がありましたが、何回か作り直すと勘所を掴んだようでした。これはオーボエやファゴットなどと同じ2枚リードの笛であることを説明しました。休憩前最後は殻斗笛の製作です。紙やすりで形を整えるのは簡単でしたが、なかなか鳴らすのには苦労していました。これはフルートなどと同じエアーリードの笛であることを説明しました。
  休憩後、どんぐり笛に挑戦。どんぐりの中身を木ねじで掘り出す。根気が必要で丁寧にやらないと殻に穴を開けてしまいます。辛抱強く中身を掘り出し、甘皮もきれいに取り出すと、どんぐり笛の完成です。縁に唇をあてて吹くとピーといい音が鳴りました。さらにこのどんぐり笛に押しピンで穴を開け、ドリルでその穴を徐々に大きくして3.2mmの穴を開けました。その周りを紙やすりでこすり表面をざらつかせ、そこにキブシの芯を抜いた歌口を取り付けるのですが、よく鳴る位置を決めるのに苦労していました。位置が決まり瞬間接着剤で接着し、さらにボンドで補強してどんぐりピッコロ笛の完成です。このどんぐりピッコロ笛で「かえるの合唱」、「しずかな湖畔」を合奏しました。
  振り返りでは受講した生徒さんたちから「草笛作りが楽しかった。」「皆で合奏出来て楽しかった。」「最初はなかなかうまく出来なかったが最後は完成出来てうれしかった。」などの感想が述べられました。

 対象者: 田園調布学園の中学・高校生22名
 スタッフ: 戸村二美男、瀬川真治、福田正男、林公康(報告)





時間割

ドングリの中身をほじくる

音とは何だろう!

ドングリ笛を作る(1)

ドングリ笛を作る(2)



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