第72回 高尾山GREEN CLEAN作戦
平成29年5月6日(土) 晴れ

第72回高尾山GC作戦はFIT会員26名、一般参加者25名の計51名と過去最高の参加者でした。小公園で開会式を実施し、諸注意、体操のあと5班に分かれて9時45分に出発しました。私は4班(観察班)でFIT臼井さん、中垣さん、入江さん、友の会の芝原さんと一般の方5名の10名の編成。


登りだしてすぐに出迎えたタチガシワ


樹高40mの飯盛杉
稲荷山ルートを登りはじめてすぐ、三出複葉のツタウルシの新緑やホウチャクソウ、フデリンドウやタチガシワ(ガガイモ科)、オオツクバネウツギ(スイカズラ科)の花を観察。稲荷山コースの由来にもなっている旭稲荷の手前ではキンランの花を、花期は終了してましたがアオイスミレの元気な葉も観ることができました。10時を少し過ぎた頃、旭稲荷広場に到着。水分補給のためわずかな時間の休憩をとり出発。

稲荷山東屋までは先ほどの階段道と違い、すこし広いでこぼこの山道を行く。乾燥のため道端の草木が埃を被っていました。ヤマツツジやウワミズザクラ、コバノガマズミ、ハンショウヅル(キンポウゲ科)の花やシラキ、アワブキ、ゴンズイ、アオダモ、シラカシ、アカガシなどを観察しながら歩く。

ミヤマナルコユリの葉裏につく花や、チゴユリを観察。東屋を過ぎるころ、サワフタギは別名「瑠璃実の牛殺し」などの説明を受け皆関心。またツクバネウツギ(スイカズラ科)の白い花、ハナイカダの雌雄どちらの花も観察することができた。時折、アオゲラの鳴き声とドラミング、ウグイス、メジロの囀りも楽しめました。

豪華トイレの近くではシュンラン、ジュウニヒトエや、秋の閉鎖花とは様子の違うセンボンヤリ(ムラサキタンポポ)を観察。見上げるとカジカエデの赤い雄花が風になびいていました。

もみじ台には12時45分頃到着。昼食後、集合写真を撮り13時15分にもみじ台を後にしました。高尾山頂では暑さのため汗を拭う多くの老若男女や外国人が多くみられました。前回4月1日のグリーンクリーン作戦で雪が降り積もり、雨に打たれながら昼食をとった山頂と同じところとはとても思えませんでした。

14時前にゴールデンウィーク期間限定開園の高尾山薬王院石楠花園に入園。園内は大人の背丈ほどの高さに石楠花が咲き乱れていました。薬王院近辺には巨大杉が多いです。もっとも大きい樹齢500年といわれる「飯盛スギ」も石楠花園内にあり、普段は薬王院から遠く眺めるだけですが、今回は近くまで行きその巨大さを目の当たりにしました。(樹高40メートル、目通り7メートル:H20時 参考 八王子市HP)

薬王院から小公園までの下山路でヤマルリソウ、ミヤマキケマン、オカタツナミソウ、ヨゴレネコノメ、ミツバがあり、ニリンソウの群落も観察できました。ツクバキンモンソウも観察できたとのことでしたが、残念ながら私は気付きませんでした。

15時15分、小公園に到着し班ごとに整理体操後閉会式、全体で4袋のゴミを回収。公園脇の案内川ではカジカガエルの澄んだ鳴き声が聞こえ、山並みを見渡すと所々ホウノキの白い花やフジの紫も確認できました。

尚、帰宅後のニュースでは八王子は29.3度で今年最高を記録し、平年7月中旬並みの暑さだったとのこと。自分ふくめ参加者が熱中症や怪我などせず全員無事で良かったと思いました。最後にグリーンクリーン作戦のスタッフ、班長さん企画及び運営頂きありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。

* 6月の第73回は、平成29年6月3日(土)、高尾駅9時集合、日影沢で草花を楽しむ日影コース(日影キャンプ場〜郵便道〜もみじ台〜高尾山)です。また、8月は第一土曜日ではなく、山の日制定記念イベントとして8月11日に4つのコースで実施します。

 開催場所: 稲荷山コース〔高尾山口〜稲荷山〜5号路〜もみじ台〜高尾山〕
 参加者: 51名(一般25名)
 報告: 篠原直樹
 写真: 内藤公雄、槙田幹夫





人が多いので道を塞がないように注意


ほぼ全員そろった集合写真


花序の枝に葉っぱが付くウワミズザクラ〔下見時〕

見逃したツクバキンモンソウ



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