高尾森林ふれあい推進センター協定イベント・森林インストラクター東京会実施
万葉植物を訪ねて熟年者と高尾の森を歩く
2017年5月16日(火)

開催場所: ケーブル~富士見道~高尾山頂~四号路~高尾山駅

  高尾森林ふれあい推進センター、9時30分全員集合。遅刻する方もなく、幸先の良いスタートを切れた。開会式では、高尾森林ふれあい推進センター所長から挨拶を頂いた。所長も同行されるとのこと。感謝の一言に尽きる。スタッフ・スケジュール紹介、安全注意、熟年者向け準備体操と開会式のプログラムを進めた。その後、各班に分かれ、自己紹介、コース説明・注意、身支度を整え、ケーブル清滝駅まで足を運んだ。
  ケーブルを降りて、ここから万葉植物を訪ねて熟年者と歩く高尾の森の始まりである。
  今回のコースは、万葉集に詠まれた植物150種余りのうち21種を選び、万葉の時代の歴史や背景、生活などにふれ、万葉の時代の文化に想いを巡らせる旅である。

  どのような植物が紹介されたのか、その名称だけコース順に追って列記していく。(  )の中は現代名。
1)ケーブル高尾山駅から浄心門
 1.万葉名ほよ(ヤドリギ) 2.つばき(ヤブツバキ) 3.つき(ケヤキ)

2)浄心門から女坂経由四天王門まで
 4.すぎ(スギ) 5.うめ(ウメ)

3)四天王門から富士見道経由山頂トイレまで
 6.かへるで(モミジ) 7.やまぶき(ヤマブキ) 8.かつら(カツラ) 9.すみれ(スミレ) 10.たまばはき(コウヤボウキ) 11.うはぎ(ヨメナ、シロヨメナ、ユウガギク、ノコンギク、リュウノウギクなどの野菊)

4)頂上
 12.はぎ(ハギという場合はヤマハギを指す。その他マルバハギ、ミヤギノハギなど) 13.かたかご(カタクリ) 14.秋の野に咲く七種類の花 15.蒲生野の草刈りの後の宴の席で読まれたと言われる歌

5)頂上から一号路経由イロハの道入口
 16.あしび(あせび) 17.ほほかしは(ホオノキ) 18.やまたづ(ニワトコ) 19.つるばみ(クヌギ) 20.さくら(ヤマザクラ) 21.ひ(ヒノキ)

  この他、旅の途中では、数えきれない植物を観察した。カヤラン、ギンラン、キンラン、エビネ、ヤマウツボ、クワガタソウ、コミヤマスミレの群落、カントウカンアオイなどの植物は、はじめて見る方も多く、来てよかったと参加者の方から話を伺えた。

  十一丁目の茶屋に到着。到着後、整理体操、アンケート記入。15時に予定どおり解散した。 当日は曇天であったが、暑くもなく、時折吹く山の風が心地よさを感じさせてくれた。 参加者の方は、満足したような足どりで帰路についていった。

 参加者: 36名
 FITスタッフ: 長岡俊夫(主幹事)、田口農雄、永井和久、上野真知子、前田満子、池田正博、内藤公雄(報告)


* 森林ふれあい推進事業「協定イベント」とは、林野庁関東森林管理局長と協定を締結した団体の主催するイベントのことで、自然豊かな高尾山で楽しく自然とふれあうことを主な目的にしています。 平成29年度の協定団体については森林インストラクター東京会(FIT)をはじめ5団体が登録されています。
  『森林ふれあい推進事業』の年間計画などについては関東森林管理局の該当ページを参照してください。





タオルを使った無理のない準備体操


ヤブツバキの説明


スギの説明


ニワトコの説明


クヌギの説明

クワガタソウの花



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