第71回 高尾山GREEN CLEAN作戦
平成29年4月1日(土) 小雨 山頂小雪

朝には上がるという天気予報に反して小雨の降り続く中、駒木野公園で開会式を実施して諸注意、体操のあと5班に分かれて9時30分に出発しました。私は4班でFITメンバーは私を含めて3名、一般参加者5名の8人。一般参加者も複数回参加された方のようで、まだまだ実力のない私は、一般参加の皆さんの観察の邪魔にならないよう最後尾での人数確認や安全点検の役をやらせてもらいながら、先輩方がどのように説明されているのかどういう視点で観察をされているのかを勉強させてもらうというスタンスで参加させてもらうことにしました。

駒木野公園を後にし、小仏川沿いの遊歩道は川のせせらぎと草花と森林とで非常に雰囲気のいいところでした。降り止まぬ雨も、私には森の空気がより強く感じられるようで風流だよなぁ〜と思えましたが、晴れてないと綺麗な姿にならない花などもあるようで皆さんは残念そうでした。(私も残念な気持ちになれるよう成長したいと思いました)

蛇滝に向かう道では「ヨゴレネコノメ」なんていうユニークな名前ながら可憐に咲いている植物を教えて貰いました。私も他人様からひどいこと言われようが、この花のように心の可憐さを失わないでいようなんて妙な気持ちになってしまいまいた。

蛇滝では丁度「滝開き」の日で「こんな寒い雨の日に滝に打たれるのかよぉ〜」と頭が下がる思いでした。蛇滝から上がると十一丁目です。私は長年「なんで十一丁目なの?」って疑問に思ってたのですが、先輩が参加者にそれについて説明してくれて長年の疑問が晴れました。一号路の登山口から薬王院まで一里塚ならぬ「丁目を示す標石」があるんですね。何かのときの話のネタになるなぁ〜と思いました。と、植物だけでなく文化的な面も勉強しながら4号路に向かいました。

4号路に入っても雨は止まず、それどころか昨夜雪が降ったのかその雪がうっすら残ってます。吊り橋まで行くと、吊り橋には雪が積もったままでした。さらに進むともう周りは雪景色に・・。雪景色の中で咲くスミレ、可憐なものでございますなぁ〜。と 観察会は雪山登山会のような様相を見せ始め、豪華トイレまでくると、冬山の世界が広がっておりました。だれが作ったか雪だるまが沢山ありました。常緑樹の緑の葉に積もった雪がクリスマスの景色のようでした。

山頂で昼食となりましたが、雪は積もってるわ、雨は強くなるわ、それが時折雪に変わるわで、大変です。座るところもないので、私は持参したゴミ袋に着ていたセーターを入れて座布団にして弁当を食べました。昼食後記念撮影しましたが、寒さと雪やら雨やらで昼食どころじゃない混乱で結果的に全員集合にならぬままの写真となってしまいました。残念だったがそれどころじゃないという感じでした。

昼食後は富士道を通り、途中スミレ類やツチグリなんか観察してゴミ拾いしながら下ります。私は観察会のGモードからC作戦モードにギアを入れ替え血眼になってゴミ拾いをしていたのですが、ほとんどゴミがないんです。先に降りた班が拾った後だったせいかもしれませんが、山頂付近には昼食の弁当の時に風に飛ばされたビニール類もあったのですが、途中経路にはゴミらしいゴミがありません。

おそらく高尾山は日本のみならず世界でも有数の入れ込み数を誇るハイキングスポットだと思いますが、普段は意識しなかったのですが、ホントすごいですね。高尾山自体の自然も素晴らしいのですが、高尾山に来られる方々の意識も素晴らしいということですね。世界に誇れる高尾山だとつくづく感動しながら下山しました。

ゴミ拾いや観察に熱中しながら降りてると、薬王院あたりでいつの間にか雨も上がっているのに気づきました。帰りの1号路の途中の岩場で「タゴガエル」の鳴き声を確認して、高尾山口近くの広場まで下山、15時5分に閉会式を終え、雪のGC作戦は無事終了しました。

今回初めて参加させて頂きましたが、班長さん先輩方の豊富な知識と興味を持たせるような解説で、最初すこし緊張されていたような一般の参加者のみなさまともすっかりうち解け、楽しく勉強になりました。またこの世界に誇れる美しい高尾山をキープできる活動に参加できて誇らしくさえ思えました。仕事の都合もあってなかなか活動に参加するチャンスはないかもしれませんが、今後も極力参加させて頂こうと思ったGC作戦でした。

スタッフのみなさま、班長など指導役をやって頂いた先輩方、本当にありがとうございました。季節外れの雪も強烈ないい想い出になりました。

* 次回の第72回は、平成29年5月6日(土)、高尾山口駅9時30分集合、気持ちの良い尾根を歩く稲荷山コース(稲荷山〜5号路〜もみじ台〜高尾山)です。

 開催場所: 蛇滝〜吊り橋コース〔駒木野バス停〜小仏川遊歩道〜蛇滝〜4号路〜高尾山〕
 参加者: 36名(一般15名)
 報告: 林 治克
 写真: 内藤公雄、槙田幹夫





全員集合しないで集合写真


残った人たちで集合写真


拾い集めたゴミを分別


4月の冬山の景色


ユニークな名前で可憐に咲く(ヨゴレネコノメ)

葯が半分黄色に変色(ハナネコノメ)



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