高尾森林ふれあい推進センター協定イベント・森林インストラクター東京会実施
カタクリとシュンランとべニシダレ桜を訪ねる南高尾春風ハイキング
2017年3月30日(木)

  午前9時30分・高尾森林ふれあい推進センターに集合。高尾森林ふれあい推進センター前で開会式を行う。高尾森林ふれあい推進センター所長から挨拶を頂いた。所長もハイキングに同行するとのこと、うれしいかぎりである。講師自己紹介後、注意事項及び体操を入念に行った。今日は、1班9人で6班の班編成。各班に分かれ、講師からコースや今日の見どころなどの説明を受け、身支度を整え出発。空気は少し冷たかったが、天候は晴れで、日差しも温かく、絶好のハイキング日和。国道20号を南下し、案内川沿いに足を進めた。川沿いでは、アブラチャン(花)、キブシ(花)、オニグルミ(冬芽、葉痕)、コクサギ(実、冬芽)などを観察。アブラチャンやキブシの花の黄色い色が印象的であった。
  梅の木平へ行く途中の田圃道では、ホトケノザやヒメオドリコソウの花がひっそりと咲いていた。梅の木平カタクリの群生地では、カタクリ(花)、アズマイチゲ(花)、フキノトウ(花)、ネコノメソウ(花)などを観察。カタクリの花は下を向いて咲いているので、講師がカタクリの下に鏡をおいて、咲いている様子を参加者に見てもらう。あちらこちらから感嘆の声が聞かれ、すぐに撮影会となった。
  群生地をでて、道路わきにはカンヒザクラ(花)。沖縄県石垣島に自生地があり、国の天然記念物に指定されていると、講師からの話。道路わきには、ニワトコ、ツクシ、ユリワサビ(花)、ヨゴレネコノメ(花)。山道に入る所にお地蔵さんがあり、われわれを出迎えてくれた。登りは暑くなるので、水分補給と着ているもので、温度調節。山道は急であったが、参加者の皆さんは元気はつらつ。山道ではニリンソウ(葉)、ミヤマカタバミ(葉)、コウヤボウキが見られた。山道を登りきったところで、尾根道に到着。尾根道から休憩地点の間には、ハナイカダ(新芽)、ウグイスカグラ(花)、クロモジ(つぼみ)、ゴンズイ(冬芽)、ヒサカキ(花)を観察。ヒサカキは独特な匂いがするので、すぐわかる。
  さらに尾根道を歩くと、イチヤクソウ(葉)、メギ(葉、つぼみ)、ヤマコウバシ(枯れ葉)、モミジイチゴ(花)、ダンコウバイ(花)。12時30分昼食場所へ到着。午後は、ニオイタチツボスミレ(花)、シュンラン(花)、ヒメスミレ(花)、シャガ(花)、セントウソウ(花)を観察。実践学園で休憩。休憩後、ベニシダレザクラの高楽寺へ向かう。ベニシダレザクラは、まだ満開ではなかったが、蕾が緩んで、花がところどころ見られた。樹齢200年のベニシダレザクラの樹形をみて、参加者の方はその姿に見とれていました。春に咲く植物を十分見ていただき、心地よい春の雰囲気を感じ取ってもらえ、楽しい1日を過ごされたことと思います。みなさまをJR高尾駅まで案内し、予定とおり15時30分に解散しました。

 参加者: 54名
 FITスタッフ: 永井和久(主幹事)、市川美保子、前田満子、瀧浪邦子、長岡俊夫、福重昌行、平野裕也、内藤公雄(報告)


* 森林ふれあい推進事業「協定イベント」とは、林野庁関東森林管理局長と協定を締結した団体の主催するイベントのことで、自然豊かな高尾山で楽しく自然とふれあうことを主な目的にしています。 平成28年度の協定団体については森林インストラクター東京会(FIT)をはじめ5団体が登録されています。
  『森林ふれあい推進事業』の年間計画などについては関東森林管理局の該当ページを参照してください。





開会式の様子


オニグルミの冬芽の説明


カタクリの群生地


カンヒザクラの説明


シュンランの花の説明 (シュンランの花は、自宅に咲いている花を持ってきたものです。)



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