森の自然倶楽部主催
皇居の歴史と冬鳥達〜お濠と東御苑・北の丸公園を巡る〜
平成29年1月29日

朝9時半に皇居半蔵門に集合した参加者は40代から80代までの幅広い鳥好きの方々。受付をすませ、最初に資料を配布しスタッフより冬鳥達と皇居の歴史を説明しました。皇居の周りを走る数多くのランナーに気を付けつつ、桜田濠を歩きながら野鳥観察を開始。最初からオオタカの飛ぶ姿やモズ、カワセミ、ツグミ、オオバン、カイツブリ等が観察でき参加者から歓声がわきました。水面にはヨシガモの群れが泳いでいました。

10時半、桜田門に到着した時には晴れて気温も上がり、気持ちのいい天気になりました。門の前の濠でキンクロハジロを観察ののち、桝形の門をくぐり、大手門まで皇居外苑(西ノ丸下)を歩きます。途中のお濠では欧州から導入されたというコブハクチョウのほか、ヨシガモ、ヒドリガモ、オカヨシガモ等多くの種類のカモが泳いでおり、少数ながらコガモやバンも観察できました。暖かい陽射しの中、ユリカモメも悠々と飛んでいました。

大手門から東御苑に入り、旧江戸城の本丸跡の草原で昼食です。綺麗な花をつけた寒桜にはメジロが遊び、周りにはそれを撮る多くの観光客が取り巻いていました。歩き回れば樹の枝に数匹並んだアトリに出会い、シロハラ、シメ、ヤマガラ、ジョウビタキも観察することができました。

天守跡に登ったあとは、二の丸の雑木林や小堀遠州作庭の美しい庭園を通って北桔橋門まで歩きました。都道府県の木が整備中で見られず残念でしたが、梅林の花が少しずつ膨らみ、春の予感を抱かせる美しい姿となっていました。お濠ではマガモが、雑木林ではヤマガラやシジュウカラなどが飛んでいました。

東御苑を出た後は歩道橋を渡って北の丸公園へ。公園内を歩いていた最中、珍しいトラツグミを見ることができ、参加者も大変満足していました。最後に公園内にある日本武道館近くの休憩施設で鳥合わせを行い、ここで解散。最終的に皆で田安門まで歩き、帰宅の途につきました。

今回は珍しい鳥を見られた、また参加者の皆がスコープを覗くことができたこともあり、イベント終了後のアンケートでは参加者から非常に良好な評価を頂くことができました。一方で、後ろの方に十分解説が聞こえないことがあった等の指摘もあったことから、一班を適切な人数に抑える、多い場合は後ろの方に十分配慮する等、今後さらに改善を図っていきたいと思います。

 スタッフ: 中澤、酒井、山本、水木、長谷川(報告)、他1名




桜田濠でノスリを観察


「桜田門外の変」について桜田門の前で解説


皇居外苑の坂下門前でコガモなど冬鳥を観察


東御苑でヤマガラやシメを観察


東御苑のカンザクラ

観察会最後の鳥合わせ



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