林野庁と森林インストラクター東京会による
高尾森林センター・森林ふれあい推進事業

三山踏破(陣馬山、景信山、高尾山)秋編
2010年10月16日(土)

  参加者数は23人。天候は晴れ時々薄曇、微風の絶好の山歩き日和。JR高尾駅6時50分集合で、7時発のバスで陣馬高原下へ。
  歩くコースは陣馬高原下→陣馬山(857m)→景信山(727m)→高尾山(599m)→ケーブルカー高尾山頂駅で、トイレ・食事休憩5回、5分程度の小休憩4回を含め、7時間30分の行程。

  挨拶、諸注意の後、“高尾山体操”をして、4班に分かれ8時スタート。真っ赤な実を5裂させたツリバナ、ミゾソバなどタデ科類などをみながら軽快に車道を進み、途中から山道に。
  急登ながら、参加者はタマアジサイの装飾花の裏返り、マツカゼソウの匂い、ハイイロチョッキリによるコナラの枝先落下と産卵ドングリの説明に感嘆の声をあげながら、進みました。

  この一番の難所を抜けると、ちょっとしたお花畑。野菊類や清楚な姿のサラシナショウマなどを楽しみ、陣馬山頂着。初秋の爽やかな風を受け、周囲の山々を見ながら、軽食を取り、体をやすめました。

  陣馬山頂後はアブラチャンやクロモジの花芽・冬芽などが見られる割合平坦な道を、ピッチをあげて進みましたが、ひんやりした風が心地よく、参加者もみな、軽い足取り。明王峠で一休み後はアップダウンが続き、道に迫るススキやシラヤマギク、ヒキオコシなどの間を進み、参加者から、覚えたばかりの花を見つけては「あ、あそこに○○が咲いている」「これは、△△でしたね」などの声が聞こえました。

  景信山頂で眼下に広がる町並みや高尾山頂などを望みながら昼食。手前に目をやれば、秋の花々。
  参加者同士もにぎやかに話の花も咲かせていました。景信山からは下りの急坂が多く、慎重な歩きに。その間も可憐なクサボタン、ダンドボロギクのボロ状の綿毛など興味ある草花が姿を現し、歩を緩めながら観察。チヂミザサ、イノコヅチ、ノブキ、キンミズヒキ、ウマノミツバなど“くっつき虫”のあるところでは、参加者同士が、子どもの時の体験などを話しあって和気藹々。

  高尾山頂に向かう最後の登りも、まだ残っていたシモバシラの花やヤマホトトギスなどを楽しみながら難なく歩き終え、山頂着。みんなで三角点に手をやり、三山踏破達成を喜び合いました。

  ケーブルカー高尾山頂駅には、到着予定時間に、1人の落伍者、遅れの人もなく無事到着。
  アンケートでは殆どの方がプログラムについて「大変良かった」とし、「また、こうした山歩きの会に是非参加したい」などと書いてくださいました。

 全体管理・安全担当: 杉山顕一、二宮靖男 
 講師: 岡本俊彦、酒井紀章、中澤 均、水野重満 
 報告: 水野重満





陣馬高原下の空き地で
開会式



サラシナショウマの群落では、
しばし足をとめ間近で観察



小休憩では周囲の景色を楽しんだり、
今いる位置を確認したり


「細い葉っぱをこうやって編んで、ほら、
バッタの出来上がり!」と即席クラフト教室



もっとも印象深かったのが、
このツリバナの実


道中、ほとんど花が散っていたシモバシラ、
高尾山近くに来てやっと花にめぐり合えた




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