林野庁と森林インストラクター東京会の
高尾森林センター・森林ふれあい推進事業

初夏のハイキングに薬草・毒草を見つけよう
2010年6月26日(土)

  コースは、小下沢の林道を小下沢野営場まで観察を主にゆっくり歩き、そこから、景信山山頂経由、小仏峠より下山し、宝珠寺まで歩くというものです。梅雨時期で蒸し暑い一日でしたが、午前中の観察主体の時間帯は、上手い具合に雨粒もほとんど落ちない状態でした。景信山への登りに入る頃には、雨も本格的に降る時間帯もありましたが、傘だけで十分対応できる程度でした。
  小下沢林道では薬・毒草の資料をもとに参加者と一緒に探しながらの観察です。そこには、クサノオウ・イカリソウ・アケビ・オオバコ・ドクダミ・カキドオシ・ニワトコ・ハシリドコロ・ヨモギ・アカネ・マタタビ・アオキなどを見つけ、それぞれの薬効や処方などを解説です。クサノオウ・オオバコ・ドクダミは花を付けていましたが、他は葉ばかり、植物観察としては物足りないですが、今日のテーマは「薬草・毒草」。参加者は各講師からの話をメモを取りながら熱心に聞いていました。
  一番の人気は白い葉を一面につけたマタタビでした。木の実を食べると元気になり「また旅に出れる」からマ・タ・タ・ビとか、なぜ、なんのために白い葉になるのかを聞き、また花の意外なかわいさとその香りを楽しみました。
  野営場で、市川講師お手製のドクダミ茶を参加者の方々に試飲していただきましたら、好評であっという間に売り切れてしまうほどでした。そこからの景信山への登りでは、参加者の方も少しづつおしゃべりも減り、少々細くなって慎重に歩かないとならない所もありましたが、無事山頂へ。山頂直前で、きれいな、ヤマボウシの白さとウツボ草の鮮やかな濃い目のピンク、さらに、オカトラノオの白い花に出会え、疲れも飛んだのではないでしょうか。
  昼食後、雨のため少々滑りやすい道でしたが、無事に全員予定通りに下山し、麓の宝珠寺でカゴノキを観察して、解散となりました。参加者の食べる事につながる植物への反応はすごく、薬草・毒草、すなわち食べることの出来る身近な植物とのかかわりを、少しでも感じてもらえたのではないかと、思っています。
  そして、五感を使って皆さんと一日楽しく過ごすことが出来たことが、何よりでした。
 一般参加者: 33名
 講師: 市川美保子・小嶋道男・長岡俊夫・藤本誠一(順不同・敬称略)  アシスト: 稲場祐子
 報告: 稲場・藤本





カキドオシの前で解説


開会式


班に分かれて・・・

樹木のマタタビも「薬草」です



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