林野庁と森林インストラクター東京会の
高尾森林センターふれあい推進事業

尾根歩きと渓流をたどる
2010年5月29日(土)

  5月29日(土)に藤野駅前-(バス)-和田バス停(開会式)〜藤野町佐野川〜陣馬山登山口〜一の尾根〜陣馬山山頂(昼食)〜明王峠〜堂所山〜関場峠〜小下沢野営場(閉会式) のコースにて行われました。バス停から登山口までの「藤野町佐野川」は、2009年1月に朝日新聞社と森林文化協会との共催により行われた、全国の4,400余りの候補地から選ばれた『にほんの里100選』の一つです。選ばれた理由は《山間地に茶畑と土蔵・・・山地にへばりつく茶畑。霧の発生で上質の茶が生まれるという。今も使われる土蔵が数多く残る》その理由どおりの霧につつまれた茶畑を見上げながら、土蔵と、屋根裏に蚕部屋のある母屋を、講師の解説を聞きながら霧雨の中を歩きました。ちょうど今は「山笑う」から「山滴る」または「山茂る」に移っていく途中。その「山滴る」山道に入ると、落葉樹たちのほぼ展開した新葉が雨に濡れ、その緑を一段と美しいものにしていました。山道ではいたるところで見られたコゴメウツギとマルバウツギは、ほぼ満開。陣馬山山頂付近ではアマドコロの群生。ホウチャクソウ・チゴユリはもう最後なのか1〜2輪。またミツバウツギ・ツクバネウツギ・ツリバナ・ササバギンランは株こそ少なかったですが、それぞれ可憐な花姿を楽しませてくれました。小下沢林道沿いには、遠目では判別が難しいヤブデマリとガクウツギ が満開。そしてコゴメウツギとマルバウツギはここでも、価値が下がるよ、と言いたくなるほどいたることろで 咲き誇っていました。
  今回はハイキング中心でしたので、水分補給以外は立ち止まらないでの講師からの解説ではありましたが、参加者は息を切らせながらも、眼に入る印象的な初夏の白い花たちと、時より遠くの樹々のあいだから聞こえる、オオルリ・ウグイス・センダイムシクイなどの美声を楽しみながらのハイキングとなりました。
 一般参加者: 24名
 講師: 田口農雄(主幹事)・小日向礼子・斉藤幸雄・長岡俊夫・永井和久(順不同・敬称略)
 アシスト、報告: 藤本誠一





白い花を解説


山にへばりつく茶畑


開会式と準備体操

マルバウツギが満開



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